Chromatic Orb

IZ*ONEに関する事実を記録するブログです。

韓国アーティストの日本版アルバムのリリース日の定義について

2022年9・10月は、IZ*ONE出身アーティストの活動ラッシュで、特にチェヨンのソロ歌手デビューと、ウンビ・LE SSERAFIMのカムバックに注目が集まっています。

一方で、日本での活動を活発化している個人やグループもいますが、そのうちの一つが、IVEの日本デビューです。

これに関連して、IVEの日本デビューと日本版アルバムのリリースの日について、どうも一部の人々に誤解があるようですので、私の見解を書いておきます。

IZ*ONE出身アーティストのアルバムリリースラッシュについて、私はTwitterで以下のように書きました。

ところが、それに対して以下のようなリプライが付きました。

おそらくこの方は、「ELEVEN -Japanese ver.-」を楽曲名と考え、楽曲としての「ELEVEN -Japanese ver.-」の音源が配信開始となり、MVが公開された9月19日を楽曲のリリース日と思ったのでしょう。

しかし後述のように、9月19日のリリースは音源・MVの先行リリースであって、正式なリリースではありません。

IVEの日本公式ツイッターアカウントも、明確に次のようにツイートしています。

つまり、

  • デビュー日=シングルアルバム発売開始日=10月19日
  • 先行配信日=9月19日

であり、正式なデビュー日はシングルアルバムリリース日であって、先行配信の日ではないことがわかります。

当ブログ・ツイッターアカウントでは、これに限らず、音楽アルバムに収録の楽曲のリリース日は、音源先行配信のタイミングにかかわらず、アルバムの発売開始日としています。

IZ*ONEではどうだったか

上述の原則は当然ながら、IZ*ONEの日本アルバムについても適用します。

例えば1stシングルアルバム「好きと言わせたい」の発売開始日は2019年2月6日でした。

それに対して、タイトル曲「好きと言わせたい」のMVの配信開始は1月25日でした。

また、音源の配信開始日もアルバム発売日の前日(2月5日)となっていました。

しかしながら、「好きと言わせたい」のリリース日は、あくまでもアルバムの発売開始日の2月6日とします。

なお、韓国のアイドル業界では日本のようなアルバム販売における音源の先行配信という商慣行は基本的に見られません(音源配信開始日=アルバム販売開始日=音楽活動開始日)。そこが、IVEの日本アルバムのリリース日に関する誤解を生んでいるように思えます。